アーカイブ : 2009年 2月

メニュー付きDVD作成 初級編

さて、メニュー付きDVD作成編です。メニュー無しのほうで基本動作はわかったと思う。ここはそれが大前提。ここからややこしくなってくるからちゃんと基本は覚えておこう。
そして初級編という事なので今回はEncoreにテンプレートとして入っているメニューを使用する。

メニューの作成

まずはテンプレートからメニューを読み込む。右下のライブラリタブを開いてセットから適当なものを選ぶ。

まずプレビューが出ていて下にボタンがある。その下がリストだ。まずはボタンの意味からだ。
左からメニューリスト、ボタンリスト、画像リスト、背景リスト、あとは今はいらん。ひよっこには必要無いのだよ。
よし、ボタンの意味がある程度わかったらメニューをどれか一つ選んで読み込ませてみよう。リストから選んで右クリックで新規メニューを作成だ。

これでプロジェクトウィンドウにメニューが入ってモニタにもメニューが出たはずだ。
テンプレートから使用なので、ボタンが多かったり少なかったり大きさが気に食わなかったりするが、photoshopやIllustratorと同様にレイヤー構造になっていて単独のオブジェクトとして扱えるので、大きさを変えるのも消すのも自由だ。

ボタンオブジェクトの追加はライブラリからD&Dでいける。
タイトル等の文字もphotoshop等と同様変更可能だ、文字ツールを選んで、変更したい部分をクリックすれば編集できる。

レイアウトを変える場合はセーフガイドも表示しておこう。モニタの下にボタンがある。

マウス当たってるのがルート表示ボタンでその左がセーフガイド表示ボタンだ。
ここまでの事は言葉で伝えるのも限界があるんで、各自いじくりまわしておくように。ここら辺で理解できないと後々きついから。

メニューボタンからのルート指定

ここは項目分ける必要も無いくらい簡単だけど一応書いておく。
プロジェクトウィンドウのメニューをダブルクリックするとレイヤーウィンドウがアクティブになるはずなので、そこからボタンレイヤーセット(ここではSCENE1、2、3)をクリック。

それからプロパティウィンドウを見て、まずボタンテキストと名前の同期って所のチェックを外しておこう、ここにチェック入ったままだとタイトルとかとリンクさせるとボタンのテキストの部分の名前がリンクされてウガーってなる。その後リンクの部分にタイムラインなり設定したチャプターなりを指定だ。

これを必要なボタン数分行う。その後メニュー無しDVD作成の部分で行ったエンドアクション指定をタイムラインとメニューに対して指定する。

再生時ボタン動作

次に再生時のボタン動作、選択時のアクション等を見てみる。プロジェクトウィンドウのメニューをダブルクリックでモニタにメニューを出しておこう。そしてその下側の先ほど見たセーフガイドボタン等のさらに右にボタンアクション表示ボタンがあるのでそれぞれ押してみよう。

左から未選択時、カーソル移動時、選択時って感じだ。
今回俺が選んだボタンだとこのように矢印が出る。

ボタンテンプレートによって様々な動作があるので色々試してみてくれ。
何?ここを自由に変えたいって?ひよっ子が何をぬかすか!!!貴様にはまだ早い!まずはテンプレートで我慢するんだ。

本日の〆

ここまでやってプレビューしてみたりプロジェクトのチェックをしてみたりして動作をチェックしよう。問題無ければ初級編完了だ。
次は何やろーかなー。

EeePC改造

EeePC901XのSSD交換記録

買ってきた
SSD
早速分解
EeePC
メイン基盤ひっくり返してFFC装着
EeePC
戻してからSSD装着
EeePC
ばっちり認識
EeePC
セットアップ中
EeePC
セットアップ一通り終わったんでお待ちかねの速度ベンチ。まずは純正SLC4GのSSD。
cdm01
続いて新しく付けたMtron MDS-P3018032ZIF。
cdm02
ていうか計る前からわかってたけどすげーサクサクだし計ったら納得の数字。もうEeePCじゃないみたいに動く。
おまけのメインPCのシステムHDDであるVelociRaptor(WD3000GLFS 10000rpm SATA)で計ってみた。
cdm03
うーん、なんだろこれ。システム用にはどっちが良いとは言えないなんとも微妙な感じ。一応VelociRaptorってSATAのHDDじゃ最速の部類のはずなんだけど、もう起動用はSSDの時代なんかね。2.5inchSSDじゃもっと速い奴あるし。intelのSLCとか。高いけど。
まー、EeePCのほうはかなりの満足度。

メニュー無しDVD作成 初級編

ここでは簡単なメニュー無しDVDを作成してみる。

素材を読み込む
まずはビデオを読み込ませよう。ファイル→読み込み→タイムラインで、ビデオを開く。
開く
開いたらプロジェクトウィンドウにビデオとタイムラインが入ったはずだ。そして下にあるタイムラインウィンドウにビデオが入ってると思う。
読み込めるビデオの形式はあんまり試してないけどDVAVIとMPEG-2は読み込めた、後は知らない
アセットとはDVDメニュー用の素材やタイムラインに追加するチャプターなどを追加する機能だ。
アセット
別の動画をアセットとして追加、これをタイムラインに追加してみる。普通にドラックしてタイムラインウィンドウに持っていって既にあるビデオのケツに持ってくだけ。簡単。
タイムライン追加

チャプター追加

次にチャプターを打ってみよう。タイムラインウィンドウ内のビデオでプレビューモニタを見ながら任意の位置に移動して右クリックだ。
チャプター
チャプターポイントを追加でチャプターが追加された。
チャプター追加
なんか数字書いてある四角いのができた。こいつをアクティブ(赤くなる)にした状態で右のプロパティウィンドウでチャプター名を打てる。チャプター増えると訳がわからなくなるから名前打ったほうがいいよ。
この調子でバンバンチャプター打って行こう。遠慮するなよ。追加していくとこんな感じになる。
チャプター追加

ルート指定

次にルート指定だ。ルート指定とは再生時にスキップとかメニューボタンとか押した時の動作を指定する。一般的な民生のオーサリングソフトの場合、まずその機能に対してビデオなりを追加するんだけど、Encoreは逆だ。まず素材、そして動作を指定。Scenarist様リスペクト使用、違うか。
まずプロジェクトウィンドウの任意のタイムライン(ビデオじゃないよ)をクリックしてアクティブにしてから右のプロパティウィンドウを見てくれ。エンドアクションという項目がある。ここでそのタイムラインが終わった時の動作を指定する。今選択しているタイムラインを指定すればループ再生になるし、停止を指定すればプレーヤーの初期画面に行く。また、チャプターも指定できる。
ルート指定
チャプター名打ったり打たなかったりテキトーすぎだ、こうならないようちゃんとチャプター名打っておけよ!
ちなみにプロパティウィンドウの各項目に渦巻きマークみたいなのあるけどこれはその渦巻きマークをドラッグしてプロジェクトウィンドウの素材を指定すれば右クリックで選ぶのと同じ。↓こんな感じ。

小さくてわからんからクリックして拡大にした
次にプレーヤーのタイトルボタンを押した時の動作を指定する。プロジェクトウィンドウの何も無い場所をクリックして何もアクティブにしていない状態にしてからプロパティウィンドウのタイトルボタンの項目を指定する。
タイトルボタン動作
簡単なメニュー無しDVDならここらで完成だ。

プロジェクトチェックと焼き込み

さて次は今まで設定してきた動作のチェックだ。この行程が大事。まずはプレビューモニタで実際に操作を確認してみよう。
プレビューボタン
このボタンです、ぽちっとな。
プレビューモニタ
モニタ上の各ボタンはマウスオーバーで説明出るから一通り操作してみよう。問題無ければ次はプロジェクト項目のチェックだ。
プロジェクトウィンドウのタブでディスクを選ぶ。
ディスク
DVDプロジェクトって書いてある所がdisctitleだ、PCにDVD入れた時にフォルダで見えるアレです。そのままでもいいしDVD_VIDEOにするなり任意の名前にするなりご自由に。まぁ1byte文字で文字数少なめがいいと思うよ。
オーサリング後の大体のディスク容量も指定できる。作った物を元に複製するつもりなら3.95G以下にしておいたほうが無難。
次に下のボタンでプロジェクトのチェックをクリック。するとこんな窓が開く。
プロジェクトチェック
開始を押して問題無ければ左下にそう書いてくれる。問題ある場合はリストに項目が並ぶからそこを修正すればいい。修正しなくてもオーサリングできちゃうけど環境によっては再生不具合が出るかもしれない。
全部チェックしてOKならDVDをビルドを押せばDVDの出来上がり。DVAVI読み込ませたならエンコードするんで時間掛かる。DVD-VIDEO準拠なMPEG-2ファイルならエンコード無しで終わり。

あとがき

大体上記の項目覚えれば基本的な事はできるはずだ。次回はメニューの作り方、メニュー付きDVDの作成方法初級編を書く、いつになるかわからんが。